○引っ越し
休憩室で、A(ガキ使メンバーの1人)が引っ越しをすると雑談している。
それを聞いたメンバーは、
「みんなで手伝ってやる」と、ありがたい言葉。
翌日、メンバーがそれぞれ1人1台ずつ軽トラに乗ってAの家の前に来る。
1人ずつ運んだ方が早く終わるという、みんなの親切心にAが感激する。
積荷をして、どんどんメンバーが出発する。
最後にAが新居へ向かう。
しかし、部屋に何もないし、誰もいない。
メンバーに電話すると、それぞれが、
「~に運んどいたよ」
と、答える。
メンバー各自が適当な場所に運んだのだ!
Aがしぶしぶ回収しに向かう。
※荷物と運ばれた場所の例
・川べりの丈の長い草がぼうぼう生えている所に家電一式
・外から中が見える中古家電屋に、Aのパソコンやテレビが並んでいる。
・古本屋に本、CD、ゲーム(回収時に外人店員ともめる)
・メンバーの誰かの家
・メンバーの誰かの実家にタンスや料理用品など家庭的な物。(メンバーのオカンともめる)
・Aの兄弟の家に衣類。(兄がAの洋服を着て出てくる)
・埋立地、ゴミ捨て場に一品
・メンバーの友人宅(外国在住)
・ガンコ親父のいるラーメン屋に料理用品
・レンタカー屋に、荷物が積まれたままの軽トラ
・学校の運動場の中心にパソコンなど貴重な物(多くの子供がサッカーして遊んでいる)
・海岸の今にも潮が満ちそうな所に、電化製品
・山頂
・ヘリコプターが離着するビルの屋上
・繁華街の店の裏や狭い路地(Aの布団で猫とホームレスが寝ている)
・やっかいな先輩の楽屋か家に、Aの大事な物(なかなか先輩が返したがらない)
・舞台裏やセットの裏、TV局(生放送前)
・ワイン工場のワインが寝かせてある所
・交番
・学芸発表会の小道具として使われている
・観覧車やロープウェイの中
以下、講師の評価を会話形式で記述します。
「まあ、引っ越しというのがフリで、Aの持ち物がどの場所に運ばれたらオモロイか、というのを、実演するものです」
「うん……これは、やってみる価値はあるかな」