2001年度バラエティープランナー大賞⑦


新番組企画書



      タイトル
必ず手に入れたい者(仮題)




<企画意図>

現在日本は若いカップルであふれています。
街も公園もレストランも、どこを見てもカップルばかりで皆とても楽しそう。
しかし、果たして皆こころから楽しんでいるのでしょうか?
マンネリ化して相手に飽きている人も多いのでは?
特に、「俺にはこいつよりもっとレベルの高い女が合うはずだ。」、と思っている野心的な彼は多いと思います。
そんな彼に朗報です。
なんと番組が、今の彼女より良い女性を紹介してあげようじゃありませんか。
そしてどんどんより良い女性をゲットしていきましょう。
果てには最高級の女性と出会えるはずです。
野心家の彼よ、さあ来たれ!



<番組概要>

 ・放送時間    深夜レギュラー30分枠
           スタジオ+VTR構成

 ・視聴対象    10代後半~20代

 ・番組種別    視聴者参加型お笑いバラエティー

 ・出演者案    MC:いとうせいこう
           ゲストタレント3人



<企画内容>

これは、主人公の男性が今付き合っている彼女よりワンランク上の女性をゲットしようと挑戦する番組です。
ワンランク上の女性をゲットできた男性には、そのまたワンランク上の女性を得るチャンスが与えられます。
失敗すれば、独りで家路をとぼとぼ歩くことになりますが、 どんどん成功していくと果てにはモデルや女優と付き合えることになるかも・・・

(番組進行方法)

スタジオ内

 ①もう別れ際である1組のカップルがスタジオに登場して、2人の簡単なプロフィールが紹介されます。
 このカップルの彼氏が今回の主人公です。

 ②5人の様々なタイプの女性が登場して、それぞれが自己アピール(年齢、職業、性格等)します。

 ③MCやゲストタレントと、50人ぐらいのテレビ観覧者の判断で、主人公の彼女よりワンランク上の女性が選出されます。

※あくまで選出される女性は、主人公の彼女より少しだけレベルの高い女性であることが条件であるため、誰を選ぶかが原因で、スタジオ内でもめごとが起こることも期待されます。

ここからVTR

 ④選出された女性と主人公が1日生活をします。
 生活内容は女性が決めたスケジュールで進められ、主人公には、女性が考案した試練が課されることもあります。
 この生活で女性が主人公は自分の好みであるかを見極めます。
 尚、男性には1日生活の前に女性に関する資料が渡され、その女性の好みのタイプになれるように研究できる時間が与えられます。

再びスタジオ

 ⑤主人公が1日を共にした女性に告白します。

・成功した場合
 再び5人の女性が登場し、主人公にさらに上の女性をゲットできるチャンスが与えられます。
 この時、主人公が「挑戦」を選べば、再び①~⑤が繰り返され、「今の女性で満足」を選べば新カップル2人で仲良く帰り、新たに他の別れ際のカップルが登場し、①~⑤が行われます。

・失敗した場合
 主人公は独り寂しくスタジオを退場します。
 そして新しい別れ際のカップルが登場して、①~⑤が行われます。


④において彼に課せられる試練の例をいくつか挙げます。

 ・どんなことがあっても待ち合わせに遅刻しないか?
 ・トークで何回か笑わせることができるか?
 ・何かの料理を作ることができるか?
 ・自分(女性)の趣味についていけるか?
 ・悲しくて涙が出た時に気の利いた言葉をかけることができるか?
 ・間違ったことを言った時に、「それは違う!」と怒ってくれるか?
 ・困った人を助ける優しさを持ち合わせているか?
 ・出された食べ物を全て食べきれるか?
 ・酒を飲んでも悪酔いしないか?
 ・プレゼントのセンスは良いか?
 ・ひったくりからカバンを取り戻せるか?

                    etc

主人公は女性に好かれる男になろうとして必死にがんばることでしょう。
時には滑稽な姿が、時には感動的なシーンがブラウン管を通して見られることが予想されます。


※尚、主人公を女性にしても良いと思います。




《今思ふこと……》

 これは、
 http://tv-kikaku.blogspot.jp/2017/10/blog-post_31.html
 の『大物捕り』の企画案を変更したものです。

 『大物捕り』は企画が漠然としていたので、当企画でより実現可能なものへ変更しました。
 主人公と選出者が1日生活した後に告白タイムとすることで、主人公が選出者に好かれようと奮闘する様子が描かれるようにしました。

 ・・・が、実現可能になったぶん、ありきたりなものになってしまったかも・・・

  


↓企画書の為の企画から番組の為の企画へ↓

ネタ帳から企画が生まれる→企画書のための企画を完成→番組のための企画へ書き直し。
以上の過程を、実際に書き直しを繰り返した企画書を掲載しながら説明している冒頭は必見です。

http://tv-kikaku.blogspot.jp/2017/07/2001_7.html
で紹介している『もしも、シンデレラの行動がすべて計算ずくだったら?』の後に読むと、理解し易いです。