2001年度バラエティープランナー大賞⑤


新番組企画書



      タイトル
ヒカリモン!(仮題)




<企画意図>

現在日本には1億2千万人以上の人間が住んでいますが、大半が普通の人として生活しています。
そして自分の特質、特技などをいかして得したり、お金を儲けたりしている人はほんの一握りだけです。
しかし、本当に大半がなんのとりえもない人達なのでしょうか?
もしかしたら自分のひかるものに気付いていない人も多いのでは?
そこで番組が普通の人の特殊なところを見つけだして、それをいかして何かできることはないかを探していくのを手助けします。
もしかすると、思いもよらぬことで大儲けすることのできる人が現れるかもしれません。



<番組概要>

 ・放送時間    深夜レギュラー30分枠
           オールVTR構成

 ・視聴対象    ヤング

 ・番組種別    視聴者参加型お笑いバラエティー

 ・番組案内人   海砂利水魚(現くりぃむしちゅー)



<企画内容>

募集をしてきた、いたって普通の一般人の家にタレントが訪れて、相談を受けます。
タレントは相談者の長所をなんとか見つけようとします。
そのために、タレントは相談者の生い立ち、過去の事、体型、家族、友人関係等を根掘り葉掘り聞き出します。
相談者の面白いエピソードが見つかれば、そこに話が集中して脱線してしまうこともしばしばあると思いますが、そこも見所です。
相談者の長所が見つかれば(無理やりでも見つける)、それを利用して何かいいことができないか?を考えて、名案が浮かべば即実行します。


例えば、あるAさん(男)の場合。

Aさんは中堅大学2年生で、部活やサークルには入っておらず、毎日学校とバイトの日々。
親父は普通のサラリーマンで母は専業主婦。
いろいろ聞くが、特に目立つ所はない。

もうあきらめようとしていたその時、タレントがあるところに気付く!

なんとAさんは異様に白くて、爪のキレイな手を持っているではないか!!

Aさんの美白なる手はきっと洗剤CMに出演できるはず。

そして、タレントとAさんはCM出演の交渉をするためにあちらこちらへと出かけるのであった。

果たしてAさんの手は金脈になるのであろうか!?


以上の様にドキュメントタッチで番組が進行していきます。
時に無謀であっても1%の成功率に賭けて出演者は挑戦してみます。
とうてい無理なことでも、変に努力することで滑稽さが表れて、笑いが生まれます。
結果はどうなるか分かりませんが、笑いあり、感動ありの番組になるだろうと思います。


以下考えられる相談者例をいくつか挙げます。

・顔が悪いが、スタイルが良い
 個性派モデルになれるかも

・友達の友達が超有名ミュージシャン
 そのコネを利用して地元でライブをしてもらえるかも

・今つき合っている彼女が金持ち
 逆玉を狙って即結婚を申し込む作戦を実行

・無職で貧乏だが、女を口説くのがうまい
 金持ちのお嬢さんのゲットに挑戦

  ・異常な大食い
 全国で1番高額な賞金が出る店に行く

・妙に威圧感がある
 臨時で大きな商談をしてもらう

               etc



《今思ふこと……》

 ゴールまでの道のりが長いドキュメント番組になりそう。
 ずっとひっぱれるかな……